【エイジング歴2年半】A.P.C Petit New Standardを購入して2年半、やっぱり買って良かった。
2年前に購入したA.P.C Petit New Standardがいい感じにエイジングしてきたので紹介したいと思います。
ご存知の通り、A.P.C Petit New Standardは店頭価格で2万円近くするデニムです。
ジーンズが好きの私も、最初はデニムに2万円を費やす事に正直及び腰でした。ですが、結論から言うと「購入して本当に良かった」と思えるデニムがこのプチニュースタンダードでした。
んじゃ、何が良かったのかと考えると
エイジングの綺麗さ。
シルエットの格好良さ。
結局のところコスパが良い。
この3点だと思います。
購入を検討されている方は、参考にして見てください。
エイジングの綺麗さ。
まずPetit New Standardを選ぼうか悩まれている方は「エイジングの綺麗さ」で候補として上がってくるのではないでしょうか。ちなみに自分もそれを基準に選んだ一人です。
やっぱりリジットなデニムを履き込んでいくと出てくる、あの自分だけのヒゲやアタリが作られていく様子って嬉しいんですよね。分かってくれる人少ないんですけど 笑
綺麗な色落ちをさせるためには履き込む頻度時間・洗濯の方法・ジャストサイズのシルエットを選ぶ事などが重要だったりします。
詳しい事は再度別のページでまとめますね
そして1年ほどで出来上がったPetit New Standardのエイジングの綺麗さってホントに凄いんです。
見ていてその見事さに自分でニヤニヤしてしまいます。あなたもきっとそうなってしまいます 笑
もし選ぶのなら、ストレッチ素材の入っていない綿100%をオススメします。ストレッチがあればたしかに履き易いですが、APCのデニムは綿100%の方が色落ちが綺麗だそうです。選ぶべきは後者ですよね。
やはり、この色落ちは下の価格帯のデニムでは、なかなか難しいんじゃないでしょうか。
シルエットの格好良さ。
とはいえ「色落ちの奇麗さ」だけだとまだまだ沢山のブランドがありますよね。
桃太郎デニムやピュアブルー、デゥニームとあげればキリがない。
んじゃ何で差別化されるかと言えば、やっぱり履いた時の「シルエット」
つまり履いた時に格好良いかどうかだと思います。
デニムってやっぱりカジュアルで普段着として履きたいんですよね。
すると普段の自分のファッションに合うものであることが求められる。
私はわりとデニムや黒スキニーにシャツといった組み合わせのシンプルな服装が多いので
個人の主観として、太めのテーパードが掛かっていないパンツだと野暮ったく見えるんですよね
その点、このPetit New Standardのシルエットは、普通のストレートジーンズのイメージとは違ってかなり綺麗めなんですよね。そしてスリムな外見からはイメージ出来ないほどにフィット感が良いんです。
初めて履いたときに、試着室の中で「これはヤバイわ…」と口に出してしまう程です。店員さんに伝えたらドヤ顔してましたよ 笑
あと逆に言えば太めのデニムを好む人には、好みには合わないと思います。
シンプルな服装を好む人で、普段着として着れるような綺麗めのシルエットで探している方は、ホント持っていて損は無いデニムだと思いますよ。
ただ、シルエットの良さって、結局着る人の体型に合っているかどうかで決まってしまうものなので、そこはしっかりシビアに見ておくべきだと思います。その後のエイジングの綺麗さにも関わってきますし、決して安くない買い物ですからね。
結局のところコスパが良い。
そして最後のダメ押し。価格が高いってところです。
まず、そもそもデニムを育てようと思えば、高頻度で履く必要があると思います。
それこそ普段スーツで休日のみデニムが履けるって人の場合、私服で過ごすほとんどの時間をデニムを育てることに費やす。面倒だけど、デニムを育てる人にとっては至福の時間なんですけどね笑
これ結局、数ヶ月間の私服を着る時間が特定のデニムになる=他のパンツを履く機会がない
ってことになっちゃうんですよね。すると買わないんですよ、他のパンツやデニムを一切 笑
2年半前くらいに購入したのですが、エイジングが終わった今も週1の頻度で履いている事を考えると
このデニムを購入したお陰で、他の中途半端なデニムやパンツを買わずに済んだんですね。
そんな前提で、この価格が2万円程するPetit New Standardは結局「コスパがよかった」と判断できる訳です。
単純に、このデニムを履いてワクワクできる気持ちが2年半経った今でも続いているってだけども満足できるんですけどね。
いまひとつだった点
最後に今もう一度考えると、ここは良くなかったなあー。という点を挙げてみます。
夏は暑い
今年の猛暑もそうですが、自分の住む京都は基本、暑いんです。
その中でフィット性が高く、綿100%・厚めのデニム地のPetit New Standardは正直履けません。
そもそもエイジングで洗濯の頻度を抑える必要のある場合、夏は履けないって考えておいたほうが良いかも知れませんね。
それもあってデニムを買うなら秋口からをオススメします。
穴が開く可能性がある
自分のデニムもリペアしてあるのですが、エイジングの過程で穴が開く可能性があります。
だいたい2年ほど履いたのちに股部分が裂けました。
どうしても、フィット感高めで購入したので、その部分に負荷が掛かってしまったんだと思います。
タイトなジーンズにねじ込むのは正直キツイ
立ったり座ったり、地べたに座るような動作が多い時に、履くのはオススメできません。
フィット性が高く、自由度の高いストレッチの効いたパンツではないからです。
楽さを売りにしたストレッチデニムの感覚で購入するとギャップが大きいと思います。
以上の点が悪かった点となります。
とは言えPetit New Standardの悪かった点というよりも、スリムフィット・綿100%・15.oz以上のデニムに共通して言えることかも知れません。
また書き足していく予定ですのでみなさんの参考になってもらえれば幸いです。
ではまたあらためて。